BMWのEシリーズの車輌のコーディングに必要なもの
ココではBMWのEシリーズのcodingに必要なものをご紹介します。
①コンピューター
もちろんガレージの中でデスクトップを車両横に置いて作業しても良いですが、現実的には車内での作業になるので、バッテリー駆動であるノートパソコンを使用すると思います。OSはWindowsXP以降であれば、Windows7でもWindows10でも、32ビットでも64ビットでもかまいません。
後述するDATENは結構な容量があるので、目的車両(E60とかE90とかE70とか)にあわせてのHDD(SSD)の容量が必要です。
②ソフト
インストールする必要があるのは主に下記です。
BMW coding Tool、EDIABA、INPA、NCS Expert、NCS Dummy、Toolset32、WinKFP
普通のcodingで使用するのは、INPA、NCS Expert、NCS Dummyです。
一般的にはStandard Toolsで一気にインストールします。

③DATEN
車輌ごとのデータです。例えば、
E36、E38、E39、E46、E52、E53、E60、E65、E70、E83、E85、E89、R50、R56、RR1・・・
E90の場合、E89のDATENが必要で、コレだけで容量が10GB以上あります。よって、PCにコレを保存して、さらにそのDATENをNCS ExpertやWinKFPにセットすれば、かなりの容量を食ってしまいます。
④ケーブル
一般にK+D CANケーブルといわれているものです。
ケーブル自体はAmazonやヤフオクで数千円で販売していますが、不良品も多いため、ネットで買った格安ケーブルが使えるか使えないかを楽しむ変態さん以外は、一生ものに近いので、ちゃんとしたものを購入されたほうがよいでしょう。

次は実践編、インストールです。