BMWのCICのRetrofit!ヤフオクで見かける海外のCICについて!!

海外のCICヘッドユニット

BMWのナビゲーションは、CCC→CIC→NBT→NBT evoと進化しています。そして、CICはEシリーズに採用され、(CAN信号はE系とF/G系で別ですが)Fシリーズの前期の一部の車両にも搭載されています。

EシリーズとFシリーズでは、CANの規格(信号速度)が違い、ヘッドユニットの互換性はありません。もちろん、同じCICでもE系とF系では、互換性は全くありません。

 

この信号のCAN信号の通信規格の違いをエミュレートするエミュレーターが海外などで販売されていますが、EシリーズとFシリーズのCICでは、性能にホボ差がないので、エミュレーターを装着してF系のCICをE系の車輌にRetrofitするメリットはホボありません。

ーまだ続くー

 

 

 

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海外のHeadUnit

ところで、日本以外のダブルバイト言語(中国・台湾・韓国用)のヘッドユニットには、日本の地図データはインストールできませんデータはインストールできません。USA

 

JPN

 

 

ヤフーオークションでCICのヘッドユニット単体やヘッドユニットとモニターなどをセットで販売しているのを見かけますが、CIC本体が日本国内向け以外のものだと、日本の地図データをインストールできず、ナビゲーションとしては作動しませんので、ご注意ください。

また、(中国・台湾・韓国の)ダブルバイト言語の国のヘッドユニットは、日本の地図データがインストールできないにも関わらず、(FA/SA)コーディングで日本語が表示できるので、

 

日本語が表示されている=日本用のCIC

とは限りません。
また、
日本語が表示されている
=日本の地図データをインストールできる

ではありません。

 

最後にポイントは
①日本のCICか海外のCICかは、背面で判別する
②中国、韓国のCICでも、codingのみで日本語の表示は可能
③中国、韓国、ECE、USAのCICには日本の地図データはインストールできない。

 

海外の”CIC Retrofitのキット”は、CICが日本のHeadUnitでなければ、日本の地図はインストールできません。

海外のCICのHead Unit海外のCICのHead Unitを含んだRetrofit kitは、

日本の地図をインストールできません