BMWのEシリーズのコーディングの概念

BMWのEシリーズのコーディング

 

こんにちは、BMW Retrofitterです。

codingとは、
「ソフトウェアの仕様をプログラムで実現するプログラミング作業の中でも、特にプログラム設計を行い導き出されたアルゴリズムをプログラム言語を用いて符号化(code)する作業」
だそうです。

 

まあ、そんなことは気にしないで進みましょう。

BMWの場合、いろいろな部分がモジュール化されて、それぞれにコンピューターが入っています。E90、E60でそれぞれ呼び名が微妙に違いますが、例えばE90だと、
ライト関係はFRM
メーターパネルならKOMBI
ナビ関係ならCCC/CIC
などです。E9Xの場合、次のようなモジュールがあります。

CAS、CIC、CID、DWAI、DWAS、FAS、FDZ、IHK、IHKA、JBBF、KOMBI、MEDIA、NFRM、PDC、RLS、ZBE

 

 

ここで、世界中で愛されているBMWですが、国によってそれぞれ法律が違います。例えば日中でもハイビームが義務の国や、デイライトが義務の国ウインカーが一回点滅の国や、そうでない国など。

 

それぞれの国に適合した部品を作ることは非常に生産性が悪いため、コレを各モジュールのコンピューターに制御させるわけです。
ライト関係ならFRMの中のコンピューターのプログラムを書き換えることで、車輌一台一台、コレはデフォルトでハイビーム、コレはデフォルトでロービーム点きっ放しなど。

codingとは、モジュールの中のコンピューターのセッティングを変えることです。