NCSDummyを使ってキーワードによるBMWコーディングモジュールの検索方法

コーディングするための、該当モジュールの検索方法です。
コーディングは、該当モジュールの該当項目を変更するのですが、ほとんどのシリーズ、ほとんどの車輌で、全て情報が出尽くした感もあり、コレもいまさらな気もしますが、念のため上げておきます。

 

 

チョット余談ですが、海外からの並行輸入(個人輸入)車輌に日本のCICを取り付けて、ScriptでVIN認証を解除して、SSDでCICを日本語にセットしても、しばらくしたら、元の(車輌の)言語と単位(Mileなど)に戻ってしまいます。
SSDで車輌のモジュール全部を日本語とkmsにリセットしないと、、元々がMileだったらどうしてもMileに戻ってしまいます。
それをkms(km)に固定するには、下記のコーディングをします。

●メーター内のオンボードコンピューターの距離表示の変更
(km⇔mile)
モジュールはKOMBI
★K410D_C_WEG_1
★K410D_C_WEG_2
★K410D_C_WEG_3
★K410D_C_WEG_4
★K410D_D_WEG
wert_01がkm表示、wert_02がmile表示
(すべてをどちらかに変更する)

こんな項目のコーディングをしたのは、たぶん日本で私だけです(笑)。

 

 

さて、話を元に戻すと
コーディングは、必要なモジュールを探し、そのモジュールの中の項目を変更するのですが、場合によっては複数のモジュールにわたる場合があるので、コーディング対象の項目(キーワード)を含む複数の該当モジュールの検索の方法です。

 

NCS Dummyで行います。もちろん車輌との接続も不要です。

 

NNCS Dummyを起動します。
「Module」の「Filter」の「Filter Module byKeyword…」を選択
「Find what」に検索するキーワードを入力します。
今回は「デイライト」の該当モジュールお検索します。
「DAYDRIVING」という単語を含むモジュールを探してみます。
Filterをかけます。
検索中は上部にオレンジの帯が表示されます。
検索が終了しました。
moduleを開けると、そのキーワードが含まれているモジュール一覧が出ます。
このモジュール一覧は、DATEN内の全モジュールが出るので、自車に該当するモジュールを選んで、コーディングしてみてください。
DAYTIMEでも検索をかけてみます
キーワード的にはデイライトです。
デイライトはランプのモジュールが主なコーディングですが、CIC内に切り替えスイッチが出たりで、このように複数のモジュールにわたってのコーディングが必要というわけです。
コーディングのモジュールと項目については、国内外のネット情報で事足りて、自己でモジュールや項目を調べ挙げることはまあ想定できませんが、このようなプロセスで調べます。